Objective-Cの使い方
CGRect,CGPoint,CGSizeとは?
Objective-Cで座標をプログラムから扱うために以下3種類があります。
・CGRect
x座標、y座標、横幅、縦幅をもった値
・CGPoint
x座標、y座標をもった値
・CGSize
横幅、縦幅をもった値
上記3種類を作る時は以下メソッドで作ります。
CGRectMake(x座標、y座標、横幅、縦幅);
CGPointMake(x座標、y座標);
CGSizeMake(横幅、縦幅);
Objective-Cの座標系
Objective-Cの座標系は少し変わっています。
左上を(0,0)ととり、下に行く程y座標の値が大きくなっていきます。
4.0インチ(iPhone5以降)
320×576
3.5インチ(iPhone3GS,4,4S)
320×480
@property,@synsesizeの使い方
まとまりのない@propertyと@synsesizeをまとめてみます。
・@property,@synsesizeとはそもそも何?
クラス内の変数を別クラスから使うために設定します。
javaでいうセッター、ゲッターにあたるものらしい。
・設定方法
.hファイル
@property (nonatomic,strong) UILabel * testlabel;
.mファイル
@synsesize UILabel * testlabel;
・ややこしい理由
本来記述方法は全くややこしくないです。
xcodeのverによって@synsesize, (nonatomic,strong)が省力できるところがややこしいです。
ググって調べてみると時期が違うと@synsesizeがあったりなかったりするので
よくわからなくなります。
2013年12月現在 xcode5では
@property UILabel * testlabel;
こいつを記述すればよくなっています。
Objective-Cでメソッドを作る方法
メソッドの作り方と使い方を説明します。
・メソッドの作り方
引数が2つの場合。3個でも4個でも基本は同じ形
返り値がある場合はreturnで返り値の型と合うように値を返す。
-(返り値の型)メソッド名:(引数1の方)引数1 第2引数の説明:(第2引数の方)第2引数{
}
例)
– (NSString *)tableView:(UITableView *)tableView titleForHeaderInSection:(NSInteger)section {
}
-(void)をよく見かけますが、voidは返り値がない場合に使います。
・メソッドの使い方
[self メソッド名];
・メソッド決まりごと
メソッドの中にメソッドを新たに作る事はできない。
誤り
ーーーーーーーーー
-(void)testMethod{
-(void)testMethod2{
}
}
ーーーーーーーーー
正解
ーーーーーーーーー
-(void)testMethod{
}
-(void)testMethod2{
}
ーーーーーーーーー
Objective-Cファイルの説明
Objective-Cファイルの説明です。
・.h,.mとは
.hファイルは変数、メソッドを宣言する部分
.mファイルは宣言した変数やメソッドを使って実行部分を記述
・AppDelegate
アプリ全体を管理するファイル
アプリ全体で使い回ししたい変数はAppDelegateで宣言して持ち回したりできる。
アプリ一つに対して一つ存在する。
・ViewController
ビューを管理するファイル
基本はビュー一つに対して一つのViewControllerを作る。
viewDidLoadメソッドを必ず通るのでここに処理を書けば必ず実行される。
・StoryBoard
画面をGUI的に作るためのファイル
Objective-Cプロジェクトの作り方
Objective-Cプロジェクトの作り方です。
Xcodeを立ち上げてNew Projectと選択していけばできます。